こんばんは。
心理カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
まずはお知らせから
5/6・5/7・5/8に無料セミナー「ゼロから始める心理学」を開催します。

こちらは
・心理学を学んだけど、実戦で使えない方
・ヤタの心理学を学びたい方
・自分が自分のカウンセラーになりたい方
・カウンセラーやコーチになりたい方
上記の方におススメのセミナーです。
ヤタのカウンセリングの手法を、お伝えする無料のセミナーです.
ぜひ、ご参加下さいね。
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さてさて
今日のテーマは「心理学を学んでも現実が変わらない理由とは?」です。
タイトルを見て、「えっ!?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回の内容は、人によっては少し辛口に感じるかもしれません。
なので、今ちょっとしんどい方や、癒しを求めている方は、無理せずここで引き返してくださいね。
それでは、いきますよ。
■心理学を学んでも現実が変わらない理由とは?
心理学を学んでも現実が変わらない理由
それは・・
「心理学はあくまで“ツール”であり、現実を動かすために必要なことをしていないから」
なんですね。
ヤタのカウンセリングやお茶会などで、日々さまざまなご相談をお聞きします。
中には、今の苦しい状況をなんとかしたくて、心理学や脳科学、スピリチュアルなどを熱心に学ばれている方もいます。
(学びを深める姿勢そのものは、もちろん素晴らしいです)
そんな方たちから、よくこんなお話が・・。
- 「私には親密感の怖れがあって、彼と距離を縮められないんです」
- 「罪悪感が強くて、幸せになることや愛を受け取ることができません」
- 「母との癒着があるから、自分を優先できないんです」
上記のご相談は、自分の内面をしっかり分析されていて、素晴らしい気づきだと思います。
しかし、実はここに「心理学の“落とし穴」があるんですね。
それが「心理的な問題を理解・分析することと、現実を変えることは別もの」*だということです。
■理解=変化ではない
たとえば、「親密感の怖れ」について。
これは、誰しも少なからず持っているもので、たいていは幼少期のハートブレイク(心の痛み)が原因。
過去に深く傷ついた経験があると、また同じように傷つくことを避けるために、人と距離が近くなる場面で“怖れ”が湧き上がってきます。
この怖れが強いと「近づきたいけど近づけない」状態になり、深い関係を築けなくなることが多いです。
もちろん、そのハートブレイクの傷がまだ癒えていないのであれば、カウンセリングや癒しのアプローチはとても有効です。
(骨折したらまず入院して安静にするように、心にも“治療”が必要な時期があります)
■でも、本当はもう「退院できる」のに…
問題になるのは実際にはもうかなり癒えているにも関わらず
「まだ傷が癒えていないこと」にしてしまっているケース。
もし本人がそのことを自覚していて「今はまだ進まない選択をしている」と意識的に決めているのなら、それも立派な自己選択ですのでまったく問題ありません。
ですが、中にはこういう方もいらっしゃいます。
「もう退院していい状態」なのに「まだ完治していない」と言い続けて、本当は“進むことが怖い”という理由から目を逸らしてしまっているのです。
そうなると・・
無意識のうちに「相手と関係を縮めるための一歩」を踏み出すことができずに、できない理由を“心理学の知識”で正当化してしまう・・。
そんな風に「前に進まないための道具」として心理学を使ってしまうこともあるのです。
そうなると、どれだけ心理学を学んでも、次から次へと“問題探し”が続き、現実は一向に変わらないままになってしまいます。
■勇気が現実を変える
どれだけ自己理解が深まっても、誰でも、相手と本当に向き合って関係を築くのは「怖い」もの。
でも、怖れを抱えながらも一歩を踏み出すこと。
これこそが、距離を縮めるために本当に必要なことなんです。
「人生を変えるのは、愛でもなく、心理学でもなく、“勇気”だけだ」
この心理学の格言の通り、あなたが「現実を変えたい」と願うなら、今こそ、勇気を出してその一歩を踏み出してみてくださいね。
そして、心理学を「問題探し」や「進まない理由」に使うのではなく「進むためのツール」として活用していきましょう!
それでは、また。
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