【心理学】私の中に鬼軍曹は居ませんか？～イメージワーク付～

こんばんは！

心理カウンセラーのヤタです。

今日のテーマは「私の中に鬼軍曹は居ませんか？」です。

かなり昔の映画で「頭の中の消しゴム」という映画がありました。

この映画は、主人公の記憶が徐々に消えていく病気にかかった、ヒロインと主人公の物語。

そのヒロインの頭の中に、消しゴムがあるかのように記憶が消えてしまうのですが・・。

いつも頑張っているあなたの頭の中に、あなたを厳しく監視している「鬼軍曹」はいないでしょうか？

例えば

・頑張っているにも関わらず「もっと頑張らないきゃダメだぞ」と言われ、オーバーワークしてしまう。

・疲れて休もうとすると「お前が休んでいいわけないだろ、他にも頑張っている人はいるんだぞ」と言われ休めない。

・彼氏とデート中に〇〇が食べたいと言ったら「そんなわがまま言ったら嫌われるぞ」と言われ、相手の顔色を伺ってしまう。

・家事を手抜きしようとしたら「働いていないお前が、手を抜いていいわけないだろ」と言われ手抜きできない。

・彼氏や夫に失礼な態度を取られた時「彼や夫と別れたら、次にお前を好きになってくれる人いないぞ」と言われ我慢する。など

日時のあらゆる場面で、頭の中の鬼軍曹の叱咤を受けてムリを重ねてしまう・・。

その結果、オーバーワークや体調不良。

「自分は一体何をやっているんだろう…」

「もっと楽に生きたいのに…」

「私、いつまで頑張ればいいのだろう・・」など

出来ない自分を責めてしまい、どんどん苦しくなってしまう。

これって自分に厳しい方や、完璧主義さんが陥いる鬼軍曹のパターンなんですね。

とにかく自分に厳しくて、褒めるどころか認めることもしない。

それで笑顔でハッピーならばいいんですけど、ほとんどの方は、唇を噛み締めながら、頑張って踏ん張り続けています。

この状態は、やはり誰も幸せではないですよね。

ではこの状態から、どうやって鬼軍曹に対処すれば良いのかというと、

まずは、あなたが自分自身にしている事を、ちょっと意識することが大切。

例えば、

あなたの中にいる鬼軍曹が、あなた自身にかけている言葉がありますよね。

どんな言葉があるでしょうか？

「何やってるの？」

「そんなこともできないの？」

「最悪だな！」

「そんなお前なんか誰も好きにならねーよ！」など

沢山の自分自身に向けた言葉。

その言葉をノートに書き出して、もう一度見直してみて下さい。

その言葉達を、あなたは友人には言わないですよね。

それぐらい、酷い言葉を自分自身に使っているんです。

これは言い換えると、自分自身にDVをしていると、言ってもいいかも知れません。

そこまでして、あなたは自分のことを追い詰めてしまっていたのですね。

まずは、この事実を少し勇気が必要ですが、受け入れることが、初めの一歩になるんですね。

（気がつけば変えることが可能ですので、ちょっと向き合ってみてください）

そして、今日は「自身を癒すイメージワーク」をご紹介して、終わりにしたいと思います。

あなた自身を両手で抱きしめてあげながら、文中の言葉を読んでみて下さい。

はい。

それではゆっくり深呼吸して、イメージの世界から戻ってきて下さいね。

あなた自身を受け入れる。

自分の中のもう1人の私。

この存在を覚えておいて下さいね。

鬼軍曹がいる時、彼女の存在を忘れてしまいがちですから、彼女の存在を思い出して、彼女が笑顔になる選択をしてみて下さいね。

今日はここまでです。

それでは。