こんばんは。
心理カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
「ヤタ先生、自己肯定感って、どうやったら上がるんですか?」
カウンセリングで、ほぼ毎回ってくらい聞かれるこの質問。
(うんうん、やっぱり自己肯定感の事は、みんな気になるよね…)
ということで、今日のテーマはみんな大好き「自己肯定感の高め方」について、今日はお話していきます!
最近はすっかり定着しましたよね、「自己肯定感」という言葉。
SNSでもよく見かけるし、本屋さんにも自己肯定感コーナーができるくらい。
でも・・
「上げたいのに、なかなか上がらないんです〜」
「理屈はわかるけど、実感がないんですよね…」
「自己肯定感ってどうやってあげるんですか?」など
自己肯定感への質問やお悩みも、とても多いんですよね。

じゃあ、どうやって高めていけばいいのか?
さっそく結論からいきましょう!
それは、自己肯定感を高めるには「自分の現在地を知る」ことです。
「え?現在地って、なにそれ?」
って思いましたよね(笑)
ここでいう「現在地」っていうのは
今の自分の状態、ありのまま全部を受け入れること。
これらを表します。
例えば、
こんな場面を想像してみてください。
彼とのデート中、ふと彼がこんなことを言います。
「ここのお店、昔の元カノと来たことあるんだよな〜」
えっ!?ってなりますよね。
「……元カノと来たって…え、ここで?いつ?何食べたの?」
「まさか、あの優しい声で“シチュー取り分けてあげるよ”とか言ってたんじゃ…?」
もう頭の中は、妄想フルスロットル。
(うわぁ、なんか私、超めんどくさい…)
って、自分を責めたくなる気持ち、すっごくわかります。
でも、ここで心理学を学んでる人ほど、こんなふうに思いがちなんです。
「これは、私の中にある“無価値感”が刺激されてるんだわ」
「比較と競争を手放さないと…」
「嫉妬は未熟な感情だから、癒さなきゃ…」って。
自分の素直な気持ちを心理学が正しいとジャッジしてしまい「問題」や「いけないこと」として扱ってしまう・・。
このようなことって、あると思うんですね。
(心理学的には~って、ついつい解釈してしまいがちに)
でもね。
それ、やりすぎると、かえって自己否定が強まっちゃうこともあるんです。
なぜならば
心理学的解釈が正しくて、自分が間違ていると判断してしまうから。
大事なのは、
「うわ〜、めちゃくちゃ嫉妬してるわ私」
「元カノのこと想像して、勝手に落ち込んでるわ~」
「勝手に不機嫌になってる私、いるわ〜」って
自分の中の感情を、良いか悪いかのジャッジを外して、ただ「そう思ってるんだね、私」って、そのまま認めてあげることが大切なんですね。
これが「自分の現在地を知る」ってことの本質になってきます。
心理学の勉強をしていくと、どうしても
「〇〇すべき」
「これは治さなきゃ」
「もっとこうあるべき」
って、“正解”を探す方向にいきがちなです。
でも、正解を探す前に大切なのは
今の自分をちゃんと見て、ちゃんと知ってあげること。
そしてその自分を、ジャッジせずに受け入れることが、自己肯定感を育てる土台になるんです。
だから、
「私ってめんどくさいなぁ…」
「またグルグル考えちゃってる…」
って思ったときこそ、大チャンス!!
その“めんどくさい私”を、「ダメなやつ」って決めつけずに、ちょっと優しい目で見てあげてください。
自己肯定感を高めることって「もっとポジティブになろう!」ってことじゃなくて、「ネガティブな自分も一緒に連れていってあげる」ってこと。
今のあなたは、どんな“現在地”にいますか?
少し立ち止まって、感じてみてくださいね。
それでは、また。
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