こんにちは。
心理カウンセラーのヤタです。
今日は最近、ハマっているドラマの主人公の、心理分析をしてみようと思います。
今、私がハマっているドラマは、毎週火曜日22時からの「じゃあ、あんたが作ってみろよ」というドラマ。
こちらは
・竹内涼真さんが演ずる海老原勝男
「女の幸せは、家で料理を作って愛する人の帰りを待つこと」という価値観を持つ、完璧主義男。
・夏帆さん演ずる山岸歩美
「自分を出したら嫌われてしまう」という、恋人に嫌われないように、必死に相手に合わす恋人ファーストの忍耐女。
この2人が同棲しており、勝男が歩美にプロポーズするも「あなたは何もわかっていない」と言われて、振られてしまう所からスタートします。
このドラマの主人公の海老原勝男ですが、令和の時代に「えっ、マジですか?」という、言動ばかり。
・恋人の作る手料理に「強いて言うなら…」とダメ出し
・恋人の気持ちよりも、自分の体裁重視
・自分の気持ちや欲求を最優先
・全ては周りからどう見られるか?
・女性は男性に尽くすもの
・相手の気持ちは、全く考えない など
他にも色々とあるのですが、令和の時代に昭和時代で生きている、みたいな感じ。
(実際に居たら、見てみたい気もしないでもないですが…)
ドラマでは勝男に尽くす、歩美の描写が何だか切なく見えます。
で・・
この主人公の勝男の昭和時代の亭主関白の性格なんですが、一体、何処からやってきたのかって思いますよね。
それは
「両親の関係性」
実は勝男の父親は、バリバリの亭主関白で、母はその夫を支える、尽くす妻。
子供の頃から、妻を下に見て過ごす父親と、それに従う妻をみて育った子供は当然ながら
「女性は男性に従うものなんだ…」
「男性はわがまま言っても良いんだ!」
「自分の思っていることを、表現して良いんだ」
このように思ってしまいます。
(大きな勘違いですが・・)
その結果
「亭主関白の子供は、亭主関白になりやすい」という幼少期時代の環境が原因で、亭主関白になってしまうんですね。
この亭主関白の特徴としてあるのが、
「自分のニーズを上手に表現できない」こと。
自分のして欲しいことや、お願いごとなどを
「〇〇お願いしたいんだけど…」
「これって、〇〇してもらっていいかな?」など
素直にお願いすることができません。
お願いするにしても、いちいち癪に触る言い方だったり、一言余分だったり、
「どうして、そんな言葉で頼むのよ」
「それがお願いする態度なの?」
など、相手に対して、わかりにくいお願いの仕方をしてしまい、自分の欲しい形が伝わらずに、激怒したり、イライラとした言動をとってしまいます。
この形というのは、子供と何でも叶えてあげる母親との関係性。
亭主関白な夫との言動に対して
「反論すると面倒だから、聞き流しておこう」
「どうせ、私の意見なんか聞いてくれないし」
「要らないこと言って、嫌われたくない」 など
実は高圧的である、亭主関白の心理の裏側には、依存(子供)のマインドが隠れており、それを妻側が満たしているという状況が隠れています。
(妻側は、常に我慢や犠牲を強いられるので、本当に大変ですよね)
そして、もう一つの考え方が「男尊女卑」という考え方です。
そもそも「男尊女卑」というのは、日本独自の文化。
色々と諸説あるのですが、この「男尊女卑」という考え方は、明治以降に浸透したもの。
男性は仕事で頑張り、女性は家庭を守るという、国の国策によって、広まったとされています。
(所説あります)
この「男尊女卑」という考え方は、現在でも地域によっては根深く残っていますし、私達のDNAの中に組み込まれている(無意識のうちに入っている)んですね。
男性の場合には、無意識のうちに男尊女卑や、亭主関白という行動を取ってしまうこともあり、逆に女性の場合には、良妻賢母という無意識の罠にハマってしまうことがあります。
ここまで読んで「亭主関白な男性って、本当に自分勝手ですよね」と思われたと思います。
歩美のように、パートナーに合わせ続ける女性は、毎日小さな我慢を積み重ねていますよね。
「今日はこれくらい我慢すればいいか」
「私が我慢すれば、ケンカにならない」
「嫌われたくないから、言いたいことは飲み込もう」
このような我慢が、毎日、何度も、何年も続いていくと、女性は自分が何を感じているのか、何をしたいのかさえ、分からなくなってしまいます。
・本当は泣きたいのに、笑顔でいなきゃいけない。
・本当は怒りたいのに、優しくいなきゃいけない。
自分の感情を押し殺し続けることで、心はどんどん疲弊していきます。
そして「私さえ我慢すれば…」という思考パターンが、いつの間にか当たり前になってしまい、最後には感情のマヒが起こり、いつしか苦しみも感じなくなってしまうことも。
(ちなみに、亭主関白な男性の心の奥底には「弱い自分を見せられない恐れ」や「男として認められなくなる恐れ」があると言われています。だからこそ、高圧的な態度で自分の弱さを隠そうとするのですが、それは女性側の我慢を正当化する理由には、決してなりません)
では、このような関係性から抜け出すには、どうすれば良いのか?
もしあなたが今、パートナーに合わせ続けて疲れているなら、まずは
「自分の気持ちを認めてあげること」からスタートです。
「私、本当は嫌だったんだ」
「我慢しすぎて、辛かったんだ」
「もう、こんな関係は嫌だ」
そう感じている自分の気持ちを、まず自分自身が認めてあげることが大切です。
そして、少しずつでいいので
「自分の気持ちを言葉にして伝えること」
「相手の言動に対して、NOと言うこと」
「自分を犠牲にしてまで、関係を維持しようとしないこと」
これらを実践してみてください。
ドラマの中で、歩美が勝男にプロポーズを断ったシーンは、彼女が「もう我慢しない」と決めた、大きな一歩でした。
相手に嫌われるかもしれない。
関係が壊れるかもしれない。
でも、自分を押し殺してまで維持する関係は、本当の意味での幸せな関係ではありません。
本当に豊かなパートナーシップというのは、お互いが対等で、お互いの気持ちを尊重し合える関係性です。
あなたには、自分の気持ちを大切にする権利があります。
我慢し続ける必要なんて、どこにもないんです。
もし勇気が出ないときは、信頼できる友人やカウンセラーに相談してみてください。
一人で抱え込まないでくださいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
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