こんばんは!
心理カウンセラーのヤタです。

昨日は、根本さんとのYouTubeライブのご視聴、ありがとうございました。
「自分らしく生きる」ことについて、お伝えできたと思います。
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さてさて
今日のテーマは「離婚を告げられて「修復したい」と思うが、何から手をつければいいか分からない人」です。
夫から「離婚したい」と言われた瞬間のこと。
言われた本人であれば、忘れられないと思います。
その日から、ふとした瞬間にあの時の言葉や表情がよみがえってきて、他のことに手がつかなくなったり。
それでも表向きはいつも通り家事や仕事をこなし、普通に笑っている。
友人に話しても「話し合ってみたら」としか言われず、それができないから苦しいのに、と余計に孤独を感じる。

そういう毎日を過ごしている方を、セッションで何人も見てきました。
話を聞いていると、こういう状態になる方の多くは、普段の生活ではかなりしっかりしている人。
仕事でも人間関係でも、自分なりに問題を解決してきた実績があるし、「どうすればいいか」も、ある程度頭では分かっている。
でも、いざ夫を前にすると、それが全く使えなくなってしまう・・。
この状態って、しんどいですよね。
少し例えるなら、車の運転に近いかもしれません。
信号の意味も、右折の手順も、教習所で習って知っているんだけど、実際にハンドルを握ると、頭で覚えたことと体が動くことは別だったりします。
夫婦関係も同じで「共感して聞く」「感情的にならず話す」という、知識やり方を知っていても、実際にその場に立つと、体が勝手に別の反応をしてしまう。
本当は本意では無かったかもですが、それがずっと繰り返されてきたのが、今回の結果につながったのかも知れません。
でも、このような状況になったからこそ、心理学的な視点から見えてくることがあるんです。
離婚を切り出されるまでには、たいてい段階があります。
夫は最初、不満や違和感を言葉にしていたはず。
それが伝わらなかった、あるいは軽く流されてしまった。
すると次第に言わなくなり、言わない状態がしばらく続いて、ある日突然「もう無理」となる。
本人からすれば突然でも、相手からすれば段階を踏んだ結果なんですね。

我慢できるところまで我慢して、限界になって初めて強く言ってしまう。
これ自体はよくある反応に見えますが、辿っていくと、子どもの頃から本音や「NO」をうまく言えなかった、というところに行き着く人が多いのが特徴です。
例えば、小さい頃、不満を口にすると機嫌を損ねられたり、我慢した方が場が収まったりする経験を重ねるうちに、本音を飲み込む方が安全だと学習してしまう。
この癖のまま大人になると、不満を少しずつ相手に伝える、ということができません。
自分の感情や想いを小出しに表現することができないので、溜め込んだものが一気に出るときは、それなりの感情量を伴います。
その結果、ちょっとした指摘や不満のつもりが、相手には「急に感情的になった」「話が通じない」と映り、関係そのものを壊しかねないエネルギーが出てしまうんですね。
実際、不満を溜め込んでから爆発させる夫婦より、日頃から小出しに伝えられている夫婦の方が、関係が壊れにくい傾向があります。
これって、小さな不満を早い段階で言葉にできれば、相手にも調整する余地がありますが、限界まで我慢してからの爆発は、相手にとっても対処のしようがなく、修復が難しいところまで一気に進んでしまいやすくなるんですね。
もう一つ、相手からの指摘を何度も受けていたのに、そこまで深刻に受け止めていなかった、というパターンもよくあります。
自分では悪気のない行動のつもりが、相手には別の意味で伝わっていた、というケース。
これは今回の相手との関係だけでなく、これまでの人間関係でも似た形で繰り返されてきた、心理パターンであることが多いです。
この離婚問題に発展してしまった本当の問題は
「相手とどう話すかより先に、自分がこの関係の中で本音をどう扱ってきたか?」
ここに原因が存在すると思います。
この部分に気づかないまま謝罪や引き止めから入ると、相手には「また同じパターンか」としか映らず、余計に距離を作ってしまいます。

この状態で、必要なのは知識を増やすことより、自分がこれまで取ってきたパターンを具体的に見直すこと。
今までの自分が無意識のうちにしてきた部分や、気にならなかった部分に対して、意識を向けていくことがスタートです。
やり方としては、これまでのやり取りを振り返って
・自分が我慢してきた場面で言いたかったこと
・相手の指摘を軽く流してしまった場面で言いたいこと
・本当は言いたかったのに飲み込んだ言葉 などを一つずつ書き出してみてください。
そのうえで、相手が今何を伝えようとしているのかを、反論せずに一度そのまま受け止めてみる。
この順番を踏むと相手にも「この人は変わろうとしている」と伝わる余地が生まれ、対話が少しずつ戻っていきます。
ただ、この振り返りは一人でやろうとすると、自分に都合よく解釈してしまったり、どこが本当のつまずきなのか見えなくなったりしやすいところでもありますので、注意が必要です。
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