「言わないとやらない夫」に疲れたあなたへ~気づく側ばかりがしんどくなる理由~

こんにちは。
心理カウンセラーのヤタです。

目次

夜、洗い物をしながら出てくるため息

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朝は子どもの支度と自分の支度を同時進行。
保育園の連絡帳を書いて、ゴミを出して、そのまま出勤をして。
帰ってきたら夕飯を作って、お風呂に入れて、明日の持ち物を
確認したら気づけば21時過ぎ。

ふとリビングを見ると、夫はソファでスマホを見ている。

「来週の土曜、参観日だからね」と声をかけても、
返ってくるのは「あー、その日たぶん仕事」のひと言。

少し話したいと思っても「疲れてるから、また今度」で
終わってしまい・・。

同じように働いているのに、なんで私ばっかりなんだろう。
そう思いながらも、口に出したらケンカになりそうで、
結局また飲み込んで洗い物を続けている。

そんな夜、ありませんか。

「なんで私ばっかり」は、ちゃんと出てきていい気持ち

共働きで、時間も体力も同じように削られているのに、
家のことは片方に偏っている。そこにモヤモヤするのは、
ごく自然な反応だと思います。

しかも、話そうとしても向き合ってもらえない。
「仕事だから」で話が終わってしまう。

これが何度も続くと、怒りよりも先に「言っても無駄かも」という
あきらめのほうが大きくなっていきまうよね。

本当は、ちょっと話を聞いてほしいだけ。
手伝ってほしいし、こっちの大変さを少しは察してほしい。


そう願うのは、パートナーとして当然の気持ちだと思います。

夫が動かないのは、夫の性格だけのせいなのか

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ここで、ちょっと思い出してほしい場面があります。

例えば、日曜の夕方、子どもの体操服に名前を書かなきゃと
気がついた時。

夫に頼もうか一瞬迷って、でも説明するほうが面倒で、
結局自分でペンを取ってしまう・・。

あるいは平日の夜に、ずっと飲み込んできたものが
ある日突然あふれ出して「なんで私ばっかりなの!」と
強い口調になってしまう。

夫は黙り込むか「仕事なんだから仕方ないだろ」と返して、
話はそこで終わる。

前のほうは、頼む前にもう自分でやってしまっている。
後のほうは、頼むときにはすでに限界で、お願いが責める言葉に
変わってしまっている。

どちらも夫からすると「手伝ってほしいと言われた」という
頼まれごとの経験としては残りにくいんですね。

もちろん、夫の側に問題がないとは思いませんし、悪い点はあるのも
その通りだと思います。


ただ、1つの見方として、覚えておいて欲しいのは、

「今の夫の態度は、あなたが我慢して、頑張って家を回してきた
何年もの中で、少しずつ出来上がってきた関係性の結果」

このことを、覚えておいて欲しいんですね。

それ、夫との間だけの話でしょうか?

今、目の前にあるのは「夫は何もしないで、私ばかりが頑張っている」と
いう現実の世界。

ここでひとつ聞いてみたいことがあります。
似たようなことは、ほかの場面でもないでしょうか?

例えば

・職場で、気づけば面倒な仕事をいつも自分が引き受けている。
・実家に帰ると、なぜか自分だけが台所に立って動き回っている。
・「私が我慢すれば丸くおさまるし」と、言いたいことを飲み込む

このような経験が、夫以外の相手にも思い当たるかもしれませんが
いかがでしょうか。

もしいくつか浮かんだなら、それは夫の性格だけの問題ではなく、
それは、あなたの心の中でずっと繰り返されてきたパターンに
なっている可能性があるんですね。

我慢は、心が自分を守るために覚えたやり方

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例えば
小さい頃、親の機嫌をうかがいながら過ごしていたり。
わがままを言うと怒られたり「お姉ちゃんなんだから」と言われて、
いろんなことを後回しにしてきたり。

そんな体験があると、心の奥に
「本音を言ったら嫌われるかもしれない」
「迷惑をかけたら居場所がなくなるかもしれない」
という
不安や恐れが残ることがあるんですね。

その不安を感じずにすむように、先に自分が我慢する。
自分が犠牲になって、まわりを回す。

これは、無意識のうちに心が自分を守るために、
とってきた行動のひとつなんです。

我慢癖というと聞こえは悪いけれど、そうやって家族や自分を
守ってきた、ということでもあると思います。

さっきの体操服の場面も、我慢があふれて強い口調になる場面も、
根っこにあるのはこの「自分を守るための我慢」です。

ここを変えていくには、これまでとは違う考え方や視点が
必要になってきます。

「どうして夫は」から、問いを変えてみる

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まずは、過去の自分をちゃんと認めてあげること。
たくさん頑張ってきたし、我慢もしてきた。

それは家族の関係を守るためにも、自分自身を守るためにも
必要だったことだと思うんです。

そのうえで、頭の中の問いを変えてみます。

「なんで夫は何もしないの?」と考えていると、答えはどうしても
夫を責める方向に向かってしまいます。

そこを「話を聞いてもらえて、手伝ってもらえて、大切に扱ってもらえる関係になるには、私に何が必要だろう?」と置き換えてみるんですね。

(この視点の変換がとても大切です)

例えば
体操服の名前に気づいたとき、ペンを取る前に一回だけ止まって
「これ、頼んでもいいかも」と自分に聞いてみる。

限界まで溜めてからではなく、まだ余裕があるうちに
「金曜のお迎え、行ってもらえる?」と小さく伝えてみる。

どちらも小さなことですが「私が我慢して回す」という今までの
前提を、少しずつ書き換えていく練習になります。

今夜、飲み込みかけたひと言

今夜、洗い物をしながら「どうせ言っても」と飲み込みかけた
言葉があったら、それがまさに、いつものパターン。


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