【お悩み相談】妻や母親の役割に疲れたあなたへ~白旗をあげるという選択~

こんばんは。
心理カウンセラーのヤタです。

今日はココロノマルシェに寄せられた、お悩み相談についてお答えします!

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ミッドライフクライシスなのでしょうか?

私は50代前半、夫同年齢、長男大学生、次男高校生。結婚24年になります。
夫との関係に居心地の悪さを感じていて、この先の人生をどう生きるか悩んでいます。

長文で恐縮です。

5年ほど前、毎年の換気扇掃除に対して、ちょっとボヤいたら「主婦のプライドが知らんけど、そんなに嫌なら止めたら?頼んでないし。」と言う言葉を皮切りに、私には大きなダメージとなる夫からの発言が続きました。

・私が手術を受けなければ3年以内に寝たきりになる病気を患った時、主治医から控えるよう言われた車の運転を強要され、負けずに断ると「もうエエわ。勝手にしたら?」とキレながら言われました

・次男が習い事を変えたいと真剣に話しているときも、変えることに反対する夫は「もうエエわ。好きにしたら?」と呆れた様子で言っていました

・子ども達がコロナに罹患した時、夫はホテルへ自主避難し、私は自宅で子ども達のケア、同居する私の両親の保護を担いました。私は仕事がら感染症対策の知識があり、自分が担うことに不満はありませんでしたが、夫から一方的に「こういうことは年収が低い方が担うのが合理的って上司が言っているから、しょうがないだろ」と言ってきました

・これらの出来事について、話し合いをしようと伝えましたが、夫は聞きたくないと言って話し合いを拒否しました

私は結婚するまで自分で起業するなど、自分の人生を歩いている感覚がありましたが、今は自分で生きている感覚は薄く、最近になって結婚当初に、そうした自由な私に対して、いつか変わる事を期待している主旨の言葉を夫に言われたことを思い出しました。

このような関係のままで、この先の定年・親の介護・子ども達の独立・老後を越えていける希望がもてませんし、この2年程は会話も表面的な内容のみです。
夫に変わる事も私が変わる事も違和感がありますが、まだ私だけが歩み寄る努力をしなくてはいけないのでしょうか?

家庭内の空気は悪くありませんが、責任や役割を下ろしたくても、夫に理解されないことは目に見えていますし、過去に話し合いを拒否されていることから向き合えるとも思いません。

私は心身ともに扉を閉めてしまいました。疲れました。

ご相談ありがとうございます。

それでは早速、回答していきたいと思います。

「主婦のプライドが知らんけど、そんなに嫌なら止めたら?頼んでないし」

換気扇掃除のことで少しボヤいただけなのに、こんな風に返されたら、胸がぎゅっとなりますよね。

よーさんは、24年間、妻として、母として、本当によく頑張ってきたんだと思います。

結婚する前は、自分で起業して、自分の人生を自分の足で歩いている感覚があった。
それが結婚してから、少しずつ薄れていったんじゃないかなと思うんですよね。

3年以内に寝たきりになるかもしれない病気で手術を受けた時でさえ、主治医から控えるよう言われていた車の運転を強要されてしまう。

断ると「もうエエわ。勝手にしたら?」とキレられる。

子どもがコロナに罹患した時は、夫はホテルへ自主避難し、「年収が低い方が担うのが合理的だって、上司が言っているから」という理由で、看病もご両親のことも、あなたが一人で担うことになる。

それでも、あなたは家族を守るために、自分のことを後回しにして、ずっとずっと頑張ってきたんですよね。

これは本当に凄いことですので、自分をちゃんと認めてあげて下さいね。

目次

それくらい、家族を大切にしたかった


でも、ちょっと考えて欲しいとおもうのですが・・。

なぜ、よーさんは、そこまで頑張ってこられたんだと思いますか?

家族を守りたかったから、家庭を円満にしたかったから、そして何より、夫に認めてもらいたかったから、じゃないでしょうか?

「ちゃんと妻として、母としての役割を果たしている自分」を見てほしかった。

よーさんが頑張ってきたこと、我慢したこと、苦しかったことや、辛かったことなど、理解してほしかったり、感謝してほしかったのではないかと思うんですね。

(本当に客観的にみても、頑張ってきたと思います。)

そして、その優しさや責任感は、よーさんの素晴らしい才能。

家族のために自分を後回しにできる力、どんなにしんどくてもやるべきことをやり遂げる力は、本当に素晴らしいと思いますので、ぜひ、承認してあげて下さいね

どうしてそこまで一人で我慢してしまったんだろう

話し合いをしようと伝えても、夫は聞きたくないと拒否をする。

それでも、あなたは「まだ私だけが歩み寄る努力をしなくてはいけないのだろうか」と考え続けてチャレンジをしたり。

これ自体は、とても素晴らしいと思うのですが、よーさんはどこかで

「妻や母としての役割を、私が下ろしてはいけない」
「私がしっかりしていないと、家族が崩れてしまう」


と、自分で自分を縛ってしまうことはないでしょうか?

結婚したばかりの頃、夫から言われた「自由なあなたが、いつか変わることを期待している」という言葉。

その言葉が、いつの間にか心の奥に刻まれて

「自分は変わらなきゃいけない」
「自由な自分でいてはいけない」


と、知らないうちに思い込んでいたのかもしれないと、ヤタは思うんですよね。

よーさんはひょっとしたら、幼少期時代から、どこかで我慢や犠牲をしたりすることはなかったでしょうか?

ちゃんとしなければいけない・・という、優等生マインドや、何らかの役割にハマってしまい、自分を後回しにしたりしたことは、ないでしょうか?

ちょっとチェックしてみて下さいね。

白旗をあげてもいい

文章を読む限り、よーさんは本当に日常からずっと頑張っていると思うんですね。

頑張り屋さんというのは、自分がどれだけ頑張っているか?が、あまり客観的に見えにくいという点を持っています。

「まだ私だけが歩み寄る努力をしなくてはいけないのでしょうか?」

この言葉が表しているのは、

「まだ、自分の努力が足りないのですか?」

「もっと頑張らないとダメなんですか?」

このような心の声が聞こえてくるんですね。

そして、大切のポイントは「まだ、私だけが・・」という言葉。

この言葉が出る時というのは「自分が我慢や犠牲をしている状態で、本当は我慢や犠牲をしたくない!」という本音が隠れているんですね

(心の声や本当の本音を見つけることは、ヤタの得意分野です)

だからこそ、ご自身に「あなたはもう十分頑張りました」と声をかけてあげて欲しいんですね。

だって、心身ともに扉を閉めてしまうくらい、疲れ切っているんですから。

そして、心の声にも素直になって、白旗をあげて「もう無理」と認めても良いんです。

それは家族を放棄することでも、自分を諦めることでもありません。

今まで背負ってきた「妻や母として完璧でなければいけない」という重荷を、少しずつ下ろしていくということなんですね。

対処法:自分を数に入れるということ

ヤタのカウンセリングでは、このような時は、自分の思いに素直になることからスタート。

ノートを一冊用意してもらい、そこに、

・自分が我慢してきたこと
・本当は言いたかったけど言えなかったこと
・本当はやりたかったこと
・本当は嫌だったこと


これらを、思いつくまま書き出してみて下さい。

例えば、

「換気扇掃除、本当は毎年やりたくなかった」
「病気の時、もっと労ってほしかった」
「年収で役割を決めるなんて、ひどいと思った」
「話し合いを拒否されて、悲しかった」など

書いているうちに涙が出てくるかもしれないし、怒りが湧いてくるかもしれません。

でも、それでいいんです。

その時に押し込んだ感情や思いを、ただ感じてあげること。

まずはその感情を、自分で受け止めてあげてくださいね。

素直な自分を表現していく練習

次のステップとして、自分の気持ちを理解して、夫に対しても素直な自分を表現していくことが必要になってきます。

「話し合いを拒否されたのに?」と思いますよね。

だから、いきなり話し合おうとしなくていいんです。

まずは、出さない手紙を書いてみてください。

「あの時、こう言われて本当に悲しかった」
「私はこんな風に感じていた」
「本当はこうしてほしかった」


誰にも見せない手紙だから、何を書いても大丈夫。

感情をそのままぶつけて書いてみることが、自分の気持ちを表現する練習になるんですね。

そこから少しずつ、日常の中で本当の気持ちを伝えてみる。

「実はこれが嫌だったんだよね」
「こうしてもらえると嬉しいな」


自分の出来る範囲で、最初は小さなことからでOKです。
(気持ちに余裕がある時に、やっていきましょう)

あなたの優しさを、自分のために

あなたの優しさも、責任感も、我慢強さも、実は全部あなたの才能なんです、

ただ、今まではその才能を家族のためだけに使ってきましたよね。

(それは、昔からだったかもしれません)

でも、これからは、この自分の才能を、自分のために使ってみて欲しいんですね。

自分を大切にすることも、自分の気持ちを優先することも、わがままなんかじゃありません。

自分を大切にできる人だけが、本当に人を大切にできる人なんですね。

今は、心身ともに扉を閉めてしまっている状態ですから、無理は禁物。

まずは、閉めた扉の内側で、自分だけの時間を過ごしてみて下さい。

自分の気持ちを書き出して、自分を満たして、自分を承認してあげる。

そうやって少しずつ、気持ちに余裕を取り戻し、自分の中に力が戻ってきたら、その時に初めて、扉を開けるかどうか考えればいいんです。

夫と向き合うのか、それとも別の道を選ぶのか。
それは今、決めなくても大丈夫。

今はただ、「もう無理」という自分の気持ちを素直に認めてあげること。

そして、自分を一番にしてあげることだけで、いいと思います。

よーさんは十分頑張りました。
本当によくやってきました。

だから、これからは自分を大切にしてみて下さいね。
本当に大切に出来た時に、よーさんの進みたい道が見えてくると思いますよ。


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それでは・・。

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