【お悩み相談】「旦那が浮気をしました。どうしても許せません」~許しは相手のためじゃなく、あなたのためにある~

こんにちは。
心理カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。


今日もお悩み相談に回答していこうと思います。

【お悩み相談】夫を許すことが出来ません。(Kさん)

旦那の浮気が発覚して、もう8ヶ月が経ちます。
離婚はせず、夫婦を続けることにしましたが、でも、どうしても許せないんです。
ふとした瞬間に思い出して、胸が締め付けられる。
旦那の顔を見るたびに、あのことが頭をよぎる。
もう終わったことなのに、なぜ私はまだこんなに苦しいんでしょうか。

ご相談、ありがとうございます。

このご相談を読んで、まず思ったことがあるんです。

それは「許せない」と言いながら、Kさんは本当は許したいんだ、と。

おかしなことを言っている、と感じましたか?

でも、少し考えてみてください。

もし本当に「許さなくていい」と思っていたら、悩みにならないはずですよね。

「許せない自分」が苦しいのは、心のどこかで「許せたら楽になれる」とわかっているから。

「許せない」という言葉の裏には「許したいのに、許せない」という本音が隠れているんですね。

だから、あなたが苦しいのは当然なんです。

許したい気持ちと、許せない気持ちが、ずっと心の中でぶつかり合っているのですから。

まずは、この自分の気持ちに気が付いて下さいね

目次

そもそも「許す」って、何をすること?

ここで一度、「許し」という言葉を見直してみたいと思います。

多くの方が「許す=浮気という行為を認めて、無かったことにする」だと思っています。

だから許せないし、許したくない。

でも、心理学で言う「許し」は、そういう意味ではありません。

許しとは、相手のためではなく、自分の幸せのため許すこと。

要は自分の人生がより良くなるための、一つの手段なんですね。

この許しの概念の中では、相手の行為が正しかったかどうか?それは関係ありません。

(浮気は、どう考えても許されない行為ですので、それは変わりません)

それでも「許す」ことができるとしたら・・

それは相手のためではなく、あなた自身の心を自由にするためになってきます。

8ヶ月間、旦那への怒りを抱えて生きてきた。

それは、とても大変だったと思いますし、しんどかったとも思います。

その重さを、少しずつ降ろしていくこと。

それが、ここで言う「許し」なんです。

「許せない」状態で、何が起きているか

相談者のKさんは」方は、「ふとした瞬間に思い出す」とおっしゃっていましたよね。

これは心理学的に見ると、怒りやショックの感情が、まだ処理されずに残っている状態です。

脳は、強いネガティブ感情と結びついた記憶を、無意識に何度も引っ張り出してきます。

それは「まだこの問題が解決していない」というサインであり、脳なりの防衛反応なんですね。

そしてもうひとつ、見落とされがちなことがあります。

旦那への怒りの奥に、自分自身への怒りが隠れていること。

「なんで気づいてあげられなかったんだろう」

「もっと私が〇〇だったら、こうならなかったのかな」など

自分自身への自己攻撃があると思います。

これはあなたのせいではまったくないのですが、でも心は、そういう問いを立ててしまう。

他者への許しの前に、自分自身を責めることをやめることが、実は一番大切な第一歩なんですね。

許せない心を、少しずつ解いていく3つのこと

完全に許さなくていい。

今すぐ感情を整理できなくていい。

急には無理だとも思います。

でも、Kさんは許したいのに、許せないから苦しんでいる。

この気持ちを認めながらも、自分のペースで許しを進めていければ良いと思うんですね。

なので、今日は、心の重さを少しずつ降ろしていくために、3つのことをお伝えします。

① 「なぜそうしたのか」という視点を使う

誤解しないでください。 理解することは、浮気を許すことではありません。

ここで言う「理解」は、相手を擁護することでも、行為を正当化することでもありません。

怒りのフィルターを少しだけ外して、視野を広げてみることが大切です。

なぜ旦那はそうしたのか。

  • 夫婦関係のどこかに、気づかないまま積み重なったすれ違いがあったのか
  • 自己評価の低さや、承認欲求の問題を抱えていたのか
  • 「自分でもなぜかわからない」まま流されてしまったのか

これは「だから仕方ない」という話ではありません。

「この人も不完全な人間だった」という事実を、ただ見ること

怒りのフィルターを通してしか相手を見られない状態は、心の視野が極端に狭くなっています。

少しだけ視野が広がるだけで、感情の重さが変わることがあります。

ちょっと想像して見てください。

仮にですが・・

夫の自己評価が低く、常に自信の無さを感じながら、日常生活を送っていたとします。

その時に、パートナーに求めるものはなんでしょう?

当然ながら、愛する女性からの承認の言葉や、態度だと思います。

仕事を頑張ることで、愛する女性から

「褒めてもらう」

「喜びを表現する」

「笑顔で受け入れてくれる」など

このようなことを、受け取ることが出来ていたら・・。

当然ながら、浮気なんてしませんよね。

良いか、悪いかは置いといて(浮気は悪いんですが)夫の心が上記の物を受け取ることが出来ずに、カラカラの状態だtったとしたら・・。

それは、砂漠でカラカラに喉が乾いた状態で、目の前に差し出されたペットボトルを、後先考えずに飲んでしまうのと、同じだと思うんですね。

確かに、やったことは、あなたを傷つけたかもしれません。

でも、もし、Kさんが夫を許そうと思っているならば、それは、自分の中にある、正しさをせんたくするのか?それとも、私の幸せを選択するのか?と、問われているのだと思います。

許すかどうか、夫婦を続けるかどうか・・。

それはKさんが決めること。

今日お伝えした「許し」は、夫婦関係の結論とは別の話です。

夫婦を続けながらも、「完全には許せない」まま生きることはあります。

それでも、心の重さを少しずつ降ろしていくことはできるんです。

怒りを手放すことは、負けではなく、 旦那の行為を無かったことにすることでもありません。

許しとは、あなた自身の人生を、あなたの手に取り戻すこと。

あなたの葛藤も踏まえて、あなたが選択することができます。

「許せない」と感じながらも、「許したい」と思っている。

この葛藤を持つことから、Kさんは許してみてくださいね。

それでは・・。

そうは言っても相手を許せない!という方。

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