こんばんは。
心理学カウンセラーのヤタです。
男女関係でトラブルが起きたとき、私たちの心はさまざまな感情を感じます。
不安、悲しみ、怒り、そして「このまま関係が終わってしまうのではないか」という恐れ。
特に相手のことが本当に好きなときほど、その感情は強くなるもの。
たとえば、
彼と喧嘩をして、彼から別れを告げられたとき。
あなたが彼を大切に思っているなら、当然、この関係を終わらせたくないと感じますよね。
そんなとき、実は多くの人が取る行動があるんです。
それは、
・本当は自分が悪いとは思っていないのに
・彼に謝罪をしたり
・彼の言うことを素直に聞いたり
・彼の機嫌を取ったり
つまり、自分が我慢をしたり、自分を犠牲にしたりすることで、二人の関係を修復しようとするのですね。
その「修復方法」は、いつ身についたものか
実はこの方法、多くの人にとって今に始まったものではありません。
幼少期、母親や両親に向けて、無意識のうちに繰り返してきた「成功体験」のひとつ。
私達は子どもの頃、私たちは親に愛されたい、認められたいと願います。
そのために、わがままを抑え、親の期待に応え、いい子であろうとした経験は、誰しも少なからずあると思うんですね
我慢や犠牲を差し出すことで、満たされない心を埋め合わせる。
そうやって関係をつないできたのです。
このやり方は、たしかに「成功率」が高い方法です。
相手は一時的に満足し、その場の関係は修復されますし、あなたの心も満たされる訳です。
けれど、この方法にはひとつだけ、見過ごせない弱点が存在するんです。
心の中にセットされた「時限爆弾」
その弱点とは・・
我慢や犠牲によって押し殺してきた感情が、自分でもコントロールできないタイミングで、突然爆発してしまうこと。
言い換えるなら、あなたの心の中に「時限爆弾」がセットされてしまうということ、なんですね。
この時限爆弾のタイマーは、あなたが我慢を重ね、自分を犠牲にするたびに、少しずつ残り時間を減らしていきます。
表面上は穏やかに過ぎていく日々の裏側で、カウントダウンは静かに、しかし確実に進んでいるのです。
そして、ついにその爆弾が爆発するとき。
積み重なった感情は、想像をはるかに超えるパワーを発揮します。
大切にしてきた誰かとの関係を、一瞬で壊してしまうほどの破壊力。
長い時間をかけて築いてきた人間関係の絆が、たった一度の爆発で粉々になってしまうのです。
本当に、恐ろしいほどの破壊力なんですね。
しかも厄介なのは、爆発した本人すら「なぜこんなに感情があふれ出したのか」がわからないことも。
相手にとっても突然のことに見え、修復はますます難しくなっていきます。
あなたの心に、時限爆弾はありませんか?
だからこそ、日常生活の中で「我慢」や「犠牲」が癖になっている方には、一度立ち止まって、自分の心をチェックしてほしいのです。
・自分はいま、本当はやりたくないことを我慢して続けていないだろうか?
・嫌だと感じていることに、無理して付き合っていないだろうか?
・誰かの機嫌を優先して、自分の気持ちを後回しにしていないだろうか。
もし、心当たりがあるなら、それは、時限爆弾のタイマーが進んでいるサインかもしれません。
大切なのは「引き算」
では、どうすればこの時限爆弾を解除できるのか?
答えは、とてもシンプルです。
それは、やりたくないことや、嫌なことを「やめる」こと。
私たちはつい、「もっと頑張ろう」「もっと相手に尽くそう」と、何かを足すことばかり考えてしまいます。
けれど本当に必要なのは、その逆。
何かを増やすのではなく、引いていくことなのです。
我慢をひとつ手放す。犠牲をひとつやめてみる。
その小さな引き算が、心に溜まった感情を少しずつ抜いていき、爆発を防いでくれます。
そしてそれは、自分を大切にすることでもあり、結果として、大切な人との関係を長く健やかに保つことにもつながっていくのです。
もしあなたが今、何かを我慢し続けているなら。どうか「足す」より「引く」ことを、意識してみてくださいね。
それでは。
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