娘に申し訳なくて幸せになれなかった僕が、カウンセラーに言われた言葉。

今でも、あの日のことを思い出すことがあります。

離婚を決めた日。
娘がまだ幼くて、その顔を見ながら、声を押し殺して泣いていた。

「ごめんね」
「パパもう頑張れない・・」


その言葉を聞いて娘は
「いいよ、パパちゃん」
と小さな声で答えた。

その言葉は、誰にも言えなかった。
ずっと、心の中だけで繰り返していた言葉です。

このブログを読んでいるあなたにも、
誰にも言えない罪悪感があるかもしれません。

「自分だけが逃げた」
「あの人を傷つけてしまった」
「こんな自分が幸せになっていいはずがない」

ずっと自分を責め続けているかもしれない。
今日は、そんなあなたに、あのときカウンセラーから言われた言葉を届けたいと思います。

(その言葉が、僕の人生を変えるきっかけになりました)

この記事は、誰かを傷つけてしまった罪悪感や「自分だけが幸せになってはいけない」という感覚を、抱えているすべての方に向けて書いています。


目次

「絶対に離婚しない」と誓っていた

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僕は、生後一ヶ月で母親と生き別れました。
それは、子ども時代から今でも、大きな心の穴として残っています。

孤独感で、本当の笑顔を忘れた子ども。

そんな幼少期を過ごしたこともあり、離婚に対しては「絶対にしない」という覚悟を持っていました。

その覚悟は、結婚してからも変わらず、多少うまくいかないことがあっても「離婚だけはしない」という、強い気持ちで乗り越えようとしていました。

でも、実際の現実はそう甘くはありません。

夫婦の間にある溝が、どれだけ努力しても埋まらなくなっていく。

話し合っても、すれ違う。
歩み寄ろうとしても、かえって傷つけ合う。

そして、ある日気づいてしまった

このまま一緒にいることを、心が拒絶する・・。

残りの人生を、自分の心を殺して奴隷のように生きるのか?
それとも、自分の心のシグナルに従って生きるのか?

何度も何度も考えた結果、僕は自分の心が出しているサインに従うことにしました。

それは、ずっと守ってきた誓いを破るしか、道がありません。
それが、僕にとって最も辛い選択でした。


自分だけが逃げる、という感覚

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離婚を決断した瞬間から、罪悪感が僕を支配し始めました。

なによりも、娘のことが頭から離れなかった。

「あの子は何も悪くない」
「なのに、なぜ娘がこんな思いをしなければならないんだ」
「娘を苦しめているのは、自分なんだ・・」

眠れない夜が続きました。
娘の笑顔を思い出すたびに、胸が締め付けられます。

自分だけが逃げているような、後ろめたさ。
「お前は最低な父親だ」と、毎晩自分に言い聞かせていました。

やがて、こんな考えに取り憑かれるようになりました。

「自分が幸せになってはいけない」

楽しいことがあっても、素直に笑えない。

好きなことをしていても、罪悪感がにじり寄ってきて、「こんなことをしている場合じゃない」と思ってしまう。

幸せへの扉が、完全に閉じていました

罪悪感は、あなたを自由や幸せから、あなたを縛っている。


カウンセラーに言われた、一生忘れられない言葉

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限界を感じた僕は、カウンセリングを受けることにしました。

最初は「自分が弱いから」だと思っていました。
でも、もう一人では抱えきれなかった。

カウンセラーに、すべて話しました。

両親の離婚のこと、自分の離婚のこと。
娘への罪悪感や、幸せになってはいけない思い。
それは、自分の胸を素手でギュッと掴まれたような感覚のこと。

カウンセラーは静かに聞いていて、最後にこう言いました。

「あなたがそんなに苦しいのは、娘さんを愛しているからですよ」
「本当にどうでもよければ、罪悪感は感じません。罪悪感は、愛情の量に比例するんです」

罪悪感の深さは、愛情の深さに比例する。

涙が止まらなかった。

でも、次に言われた言葉が、さらに僕を揺さぶりました。

「もし仮に、あなたが罪悪感の罠にはまり、幸せを選べないまま生きていたとしたら・・娘さんはどう思うでしょう?」

「娘さんが成長したとき、『私のせいでパパが幸せになれなかった』と感じて、娘さん自身も罪悪感を背負うかもしれません」

息が止まるような感覚でした。

カウンセラーは続けました。

「罪悪感を消したいための行動は、相手とも罪悪感でしか繋がれなくなります」

「だからこそ、あなたは幸せにならなければならない」
「娘さんといつか逢う時に、愛で繋がるために」


あなたの日常にも、同じことが起きている

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これは、特別な話ではありません。
形は違っても、同じ罪悪感は日常のあちこちに潜んでいます。

  • 夫婦喧嘩のあと、先に謝るのはいつも自分で「自分が悪かった」と眠れない夜を過ごす
  • 子どもに怒鳴ってしまった日「最低な親だ」と自己嫌悪が止まらない
  • 親との関係で「もっとうまくやれたはずだ」という、引っかかりがずっと消えない
  • 誰かを傷つけてしまったあの日から「自分が幸せになってはいけない」と感じ続けている

どれも、罪悪感を感じる人ほど、深く誰かを愛している証拠です。

どうでもいい相手のことで、あれほど苦しくはなりません。

ただ、気をつけてほしいことがあります。

罪悪感を抱えたまま誰かと向き合おうとすると、その関係は「愛」ではなく「罪悪感」で繋がったものになってしまいます。

罪悪感で人と繋がると、愛では繋がれない。
これが、罪悪感のいちばん怖いところです。


幸せになることが、愛の証明になる

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カウンセラーの言葉を聞いた日から、僕の中で何かが変わりました。

「自分が幸せになることは、逃げることじゃない」
「娘と愛で繋がるために、僕は幸せにならなければならない」

その気づきがきっかけとなり、カウンセラーを志すようになりました。

今では15年以上、5,000人以上の方と向き合ってきて
その中で、繰り返し目撃してきた瞬間があります。

それは、罪悪感で自分を縛っていた方が「罪悪感の裏側にある自分の中の愛に気づいた時」に表情が変わるんです。

「そうか、自分を許していいんだ」と。
「こんなにも、誰かの事を愛していた」のだと。

自分を罰し続けなくても、愛情は消えない。
むしろ、自分が幸せであることが、大切な人への最高の贈り物になります。

あなたは大切な人の前に立つとき、

罪悪感を背負った顔で逢いに行きますか?
それとも、幸せそうな顔で逢いに行きますか?

あなたの罪悪感の裏側にある、愛で繋がってみませんか。


まとめ

今日お伝えしたことを、振り返ります。

  • 罪悪感の深さは、愛情の深さに比例している
  • 罪悪感を抱えたまま誰かと向き合うと、愛ではなく罪悪感で繋がってしまう
  • 自分が罪悪感の罠にはまり幸せになれないでいると、大切な人にも罪悪感が連鎖する
  • 幸せになることが、大切な人への愛の証明になる

罪悪感は、あなたが愛情深い人である証拠です。

でも、その罪悪感に縛られたままでいると、大切な人を愛で包むことができなくなってしまう。

幸せになることを、自分に許してあげてください
それがきっと、あなたの大切な人への、本当の愛になります。


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ヤタ/男性心理カウンセラー歴10年。リピート率87.4%、有料心理学講座の累計受講者は1,000人以上。回避依存症・毒親育ち・コミュ障で30代後半まで苦しんだ過去があり、自らの体験と愛着理論をベースに「健全な自立と対等なパートナーシップ」を届けています

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