【親子問題】「お母さんも大変だったから」が口ぐせになっていませんか?~自分の感情を後回しにしてしまうあなたへ~

こんばんは。
心理カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。

さてさて、今日のテーマは「お母さんも大変だったから」が口ぐせになっていませんか?~自分の感情を後回しにしてしまうあなたへ~です。

カウンセリングでは必ずと言ってよいほど扱う、子ども時代の両親へのヒアリング。

その時に、たまにふと口から出てくる一言があるんです。

「まあ、お母さんも大変だったから」

これ、言ったことありませんか?

(お母さんを思うことは、悪いことではありませんので、誤解しないでくださいね)

・友達と昔の話になったとき。
・パートナーに実家のことを聞かれたとき。
・誰にも話していないけど、一人で当時のことを思い出したとき。

少し寂しかった話をしかけて、最後はこの一言で締めくくる。

言ったあと、ちょっとだけ空気が軽くなって、自分でも「うん、そうだよね」と納得する。

でも、言い終わったあとに胸のあたりがほんの少しだけ詰まる感じ。

皆さんはどうでしょう・・

覚えがある方は多いと思うんですね。

実はこの一言、すごく便利なんです。

お母さんを責めずに済むし、自分も大人っぽくいられる。話もきれいに終わる。

ただ、この一言が出てくるタイミングをよく見てみると、だいたい決まっていて。

何か感じかけた、ちょうどその瞬間なんですね。

心理学を学んだり、心理学系のブログを読んでいると「怒りは感情の蓋」という言葉を見かけると思います。

怒りが蓋になって、その下に本当の感情が隠れている、という意味です。

今日の話は、それとはちょっと違います。

蓋になっているのは怒りじゃなくて、お母さんへの愛情と「仕方なかった」という理解のほう。

「お母さんも大変だったから」は、まさにその蓋の言葉。

つまり「怒り=感情の蓋=お母さんも大変だったから」になっているという意味なんですね。

感情はちゃんと湧いているのに、頭が先回りして「わかってるよ、仕方なかったよね」と片付けてしまう。

母子家庭で頑張るお母さんの姿を見て「自分のことは自分でやろう」と決めた子。

心配かけたくなくて、笑顔で「大丈夫」と言い続けた子。

喜んでほしくて、テスト勉強を頑張った子。

カウンセリングでこういう話が出てくると、私は必ず

「なんでそんなにお母さんを助けたかったの?それって、お母さんが大好きだったんだよね」

このように伝えるんですね。

お母さんを助けたい!と思ったならば、そこには、お母さんへの愛情と同じだけの、人を助ける才能も存在しています。

ただ、「お母さんも大変だったから」と言いかけたその手前には、こんな声もあったんじゃないかなと。

「お母さん、私頑張ってるよ」
「お母さん、私、本当はたくさん我慢したよ」
「なんで私ばかり頑張らなくちゃいけないの?」
「お母さん、私のことちゃんと見てよ…」
「お母さん、私、本当はずっと寂しかった」

この声、たぶん何度も出かかっていたと思うんです。

そのたびに「お母さんも大変だったから」が上からかぶさって、聞こえなくなっていったのかなと。

で、ここからが今のあなたにつながる話なんですが。

この一言でずっと蓋をしてきた人は、大人になっても同じパターンをやってしまいます。

(勿論、無意識のうちにですが・・)

・パートナーにモヤっとしたとき「でも彼も仕事で疲れてるし」とか。

・頼みたいことがあっても、「向こうも忙しいから」とか。

・寂しいと感じても、「まあ、仕方ないか」とか。

言葉は変わっても、やっていることはお母さんの時と、同じ状況が起こっている・・。

感じかけた瞬間に、相手の事情で自分の気持ちを片付けてしまう。

そうやって片付けた気持ちは消えるわけじゃなくて、消化されないまま溜まっていくんですね。

気づけば自分より誰かを優先していて、周りには助けてほしい人ばかり。

ある日ふいに「なんで私ばっかり」が出てきて、自分でも驚くくらいの火種になってしまう・・。

パートナーの気持ちを大切にしたいのに、どこかで心から大切にできない感じや、自分ばかりが損している・・と感じてしまう原因は、実はここにあるんですね。

(自分の気持ちを後回しにしたままでは、相手の気持ちを優先してあげることが、できないので・・)

じゃあどうするか、なんですが。

覚えておいて欲しいのはたった1つ。

相手が誰であろうと「自分の感情や思いを最優先する」こと。

寂しかったなら、寂しかった。
悔しかったなら、悔しかった。
苦しかったなら、苦しかった。 など。

お母さんの事情を理解しようとしなくていいし、仕方なかったと納得しなくてもいいんです。

お母さんを責めるためというより、その時の自分の気持ちを、ちゃんとそこに置いてあげること。

お母さんという存在と、自分という存在を分けてあげることが大切です。

自分の気持ちを先に感じてあげると、スッキリすることがありますよね。

そうすると「彼も疲れてるし」で飲み込んでいたことも、少しずつ言葉にできるようになったり、パートナーの気持ちを聞く余裕も、無理しなくても出てくるんですね。

最後に一つだけ。

この一週間で

「お母さんも大変だったから」
「向こうも忙しいから」
「まあ、仕方ないか」
って、何回くらい言ったか、思い出してみてください。

(声に出していなくても、心の中で言ったぶんも含めて下さいね)

もし、自分の気持ちに素直になれないな・・と感じた方。

自分がどんな思いを抱えているか、わからない方はこちらの体験会がオススメです。

あわせて読みたい
【11/3(火祝)13時~残席5名リアル開催】ちょっと疲れた心にご褒美を ~癒しのシータヒーリング&ロー... こんにちは。心理カウンセラーのヤタです。今日は11月に開催する「ちょっと疲れた心にご褒美を ~癒しのシータヒーリング&ロールプレイ体験会~」のご案内です。 8月に...

自分を最優先するために、素直な気持ちを見つけていきましょう。

それでは。。

メルマガ登録はこちらから

公式LINEの登録はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次