こんばんは。
心理カウンセラーのヤタです。
今日は「わざと、彼女を泣かせていた頃の話」を書いていこうと思います。
連絡を、わざと無視したことがあります。
デートに、わざと遅れたことがあります。
好きな人なのに、相手の嫌がることをして、心の中でこうつぶやいていました。
「これでも、まだ一緒にいてくれる?」と。
(冷静に考えたら、この時点でかなりヤバい奴ですよね)
付き合った彼女たちは、みんな最後には泣きました。
「どうしてこんなことするの」
「あんたなんて最低」
「もう顔も見たくない」
そう言い残して去っていきました。
おかしな話ですが、その背中を見ながら、僕は少しだけ、ほっとしていたんです。
「ほら、やっぱり。この人も、僕を見捨てるんだ」と。
そして部屋に一人になると、今度は猛烈に自分を責めていました。
好きだったのに。
本当は、ずっと一緒にいたかったのに。
お前、何やってんだよ!
なぜ自分の手で壊してしまうんだろう・・って。

長いあいだ、自分がどこか欠陥品や病気なんじゃないかって、思っていました。
でも、ある研究者の言葉を知って、少しだけ謎が解けたんです。
「試す」という行動の本当の目的は、絆を深めることではなく「壊す」こと。
だから、試せば試すほど、関係はよくなるどころか、壊れていくしかなかったんです。
ではなぜ、好きな人との関係性を、わざわざ壊そうとしてしまうのか。
(誰だって好きな人とは繋がりたいはずなのに・・です)
その理由は、僕の場合、その根っこは生後1ヶ月までさかのぼります。
両親が離婚し、僕は母の顔も知らないまま育ちました。
物心つく前に、心の奥にひとつの前提が刻まれていたんです。
「自分は、女性に見捨てられる人間だ」と。
この前提はやっかいで、いったん刻まれると、すべてがそのフィルター越しに見えるようになります。
相手がちょっと連絡を返さないだけで「ほら、やっぱり愛されていない」
自分を優先してくれないだけで「ほら、捨てる準備をしている」
既読スルーってことは、自分は愛されていないんじゃないか・・?って。
だから僕は、捨てられて傷つく前に、自分から確かめずにいられなかったんです。
「こんなことをしても、まだいてくれる?」と。
(冷静に考えたら、こいつメンヘラでヤベー奴じゃんって、思うと思います。
でも、本当に真剣に思っていましたし、感情を感じて苦しんでいたんですね)
それは愛情の確認のつもりでいて、実際には、関係を壊す引き金を自分で引く行為だった訳です。
今思えば、自作自演の自爆テロ行為。
本当にバカなことをして、相手の方を傷つけてしまったと思います。

もし今これを読んでいるあなたが、大切な人を試してしまうクセに苦しんでいるなら、ひとつだけ伝えたいことがあります。
それは、あなたが冷たいわけでも、性格が悪いわけでもありません。
ただ、かつてのどこかで、安心して人に甘えることを、許されなかっただけなんです。
その「試してしまう自分」を責めても、クセは消えません。
責めれば責めるほど、苦しくなって、また誰かを試したくなる。僕がそうでした。
だって、あなたの心の奥底では「愛して欲しい」という、心の思いが眠っているのですから。
そんな、自分で自爆テロを繰り返してきた私ですが、今では、再婚して11年目になりました。
私が変わりはじめたのは、自分を責めるのをやめて、「なぜ自分はこんなに人を信じるのが怖いんだろう」と、その怖さの正体を見にいけたときから。
自分自身の中にある、本当に求めていた「愛されたい」という素直な思いと、向き合ってからでした。
あなたの中にある、本当に求めているもの。
この思いに素直になり、実際に自分に与えてあげると、不思議とパートナーへのお試し行為や、自爆テロが減っていきます。
もしこの話が、少しでも「これ、私のことだ」と感じるものだったならば、その気づきだけで、もう一歩進んでいます。
あなたの本当に愛したい人に、あなたの愛が届きますように・・。
それでは。
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